すし帳

すし帳です

アーケードスティックについて思うこと

ちょっと前、HORIからファイティングエッジ刃ってのが出た。
これは今までのHORIの家庭用スティックであるファイティングスティックや、更に上位モデルであり、ゲームセンターの筐体と同じパーツを使用したリアルアーケードプロとは全く異なるアーケードスティックである。
そもそもが、ゲームセンターのゲームが家庭用ゲーム機に移植されて遊ぶ際により快適にプレイするためのコントローラーであるアーケードスティック。
そのパーツに業務用のものを用いた時点で既に進化は終わっていると思っていた。値段も高いし。

でもこのファイティングエッジには業務用パーツではなく、HORIが独自に開発したパーツが用いられているのである。なんでだろう?
値段にしても(業務用パーツを使用したものの中で)比較的安めなものが10000円かそこらであるにも関わらず強気の19800円である。
なんでもプロゲーマーのsako氏が監修しており、より家庭用に特化したモデルであるそうだ(キーアサインが簡単に変えられる点などは家庭用ユーザーには向いているだろう)し、デザインにしても厨二臭いけどかっこいい。好きじゃないけど。

このことから考えるに、既にアーケードスティックというコントローラーのジャンルはやっぱり一つの終着点を迎えたんだと思う。リアルアーケードプロやその他本格志向の業務用パーツを用いたアーケードスティックによって。

そこで新たな進化の方向性としてのファイティングエッジなのだろう。実際、慣れてるからわからない部分も多い気がするけど業務用パーツは使い勝手よりメンテナンス性やコスト、その他諸々ユーザーに向けた部分でないところに注力されているようになっていると思う。
ファイティングエッジは、そういう所は全部度外視っていうか最初っから考え直してやってるんじゃないだろうか。プロゲーマーの監修なんてお金もかかってるだろうし。

何が言いたいかっていうと、こういうのもありだと思います。もう格ゲーもゲーセンでなきゃ強い人と戦えない時代でもないし。ある意味使い勝手を極めてるのかもしんない。
流石にこのジャンルでコントローラーの形状変える訳にもいかないだろうし、こういう進化も納得ですね。

結論、こんだけ言って触ったことないんでa-choのロケテで触ってきます。