すし帳

すし帳です

夏休みの宿題

夏休みの宿題が、こういう自分を形作った気がしてきました。

ダメ人間の御多分にもれず、夏休みの宿題は夏休みの最後に慌ててやるタイプでした。
その中で、やっぱり間に合わないものなども出てきます。しかしながら宿題の中には、案外提出しなくてもなんとかなったりするものもあり、物事の優先順位付け・取捨選択の判断はできるようになっていきました。
身についた経緯は褒められたものではありませんが、これは生きていく上でけっこう役に立っています。

ただ、そうやって宿題を先延ばしにしている夏休みは、ずっと頭の片隅にやらねばならないことを感じつつ過ごすもので、決して好ましいものではありませんでした。
きっと、宿題をサクッと終わらせてクリーンに過ごす夏休みのほうが気分がいいのだろう、と常に考えていました。

でも、やめられませんでした。というのも、自分の中で「宿題をサクッと終わらせてクリーンに過ごす夏休み」より「宿題はギリギリまで先延ばしにし、最後に焦燥感にかられなんとか宿題を仕上げた快感」が優先されてしまう脳ミソになっていってしまったのだと思います。
何も夏休みの宿題に限ったことではなく、締め切りのはっきり見えていることの多くでコレをやってしまうからタチが悪い。しかも、もしなんとかならなくても大丈夫だろう、とか甘えた考えつきです。

本当に改善したいと思っているのですが、割と骨身に染みた生き方になってしまったようでどうにもなりません。ダメだなあ。