死ぬまでにやりたいこと
ここ数年は、死ぬまでの後悔を減らしたいと思って生きてきました。
いつ死ぬかわからないし、明日死ぬかもしれないし、今日できることや今できることを徹底してひとつずつ実行していこう、という考えです。もし明日死ぬとして、その時にアレやらなかったな、コレしてないな、とか思いたくなかったんです。
その結果、いろいろなことをやってきました。
でも実際そうそう簡単に死んでしまうわけではないし、そういう刹那的な考え方は長期的な計画や人生の設計をしない言い訳になってしまっている気がします。
明日や来月や半年先のことは考えられても、1年先や10年先、20年先のことを考えることが苦手になってしまった気もします。
それはとりあえずいいとして、どうしてこの考え方・生き方をするに至ったかということなんですけど、振り返ってみるとやらずに後悔、という状態が僕はすごく嫌いみたいです。
明確にこのきっかけ、という出来事は思い出せないんですけど、とりあえずここ数年はそういう風に生きてきました。
それで、映画『ファイト・クラブ』を思い出しました。中学生くらいの多感な頃に観た映画で、あまり意味もわからず単にブラピがカッコいいからたまに観たりしてたんです。
その中の1シーンに、タイラーが車を対向車線に突っ込ませ、主人公に死ぬ前の後悔を問うシーンがあります。今思うと、意識するしないや覚えているいないに関わらず、このシーンが人生観というか、生きていく上での考えに影響している気もします。
きっと思い出していないだけで、インパクトを受けた映画や小説のワンシーンが僕という人間や考え方を構成しているのだろうな、と感じた日でした。